東洋学

4−423−74085−0
西夏法典初探 島田 正郎著
11世紀半ば中国北西部に誕生した西夏国の存在は永らく謎に包まれてきたが、20世紀に発見された資料の整理を通じて、西夏法律集の存在が初めて世に伝えられる。
本書は、12世紀に成立した西夏法典のうち刑罰法規である「律」に相当する817門719条を邦訳、その来源に遡って詳密な検討を加え条文解釈と法体系を明らかにすると共に、唐・宋・遼・金の法との比較を通じて、中国法の影響を受けながらも固有の慣習に根ざした西夏法典の特色を剔抉する。内陸アジア諸法研究の碩学による、我が国初の本格的業績。
(A5版、698頁)
価格
\13,000
4−423−15009−3
中国思想史 小島 祐馬著
古代から朱子に至るまでの中国思想の固有の課程を実証的に解明した、わが国シノロジーの建設者による講義にもとづく貴重な学問的遺産。
(A5判、430頁)
価格
\6,500
4−423−90018−1
中国人の美意識 岩城 秀夫著
詩・ことば・演劇 文人たちが苦心した「ことば」の壁に分け入り、又ある時は夢と芝居を往還して、彼らの美意識に光を当てたエッセー。
(四六判、390頁)
価格
\3,500
4−423−90022−X
中国文学 その心の風景 林田 慎之助著
古代から現代までを射程に収め、文学を見る確かな批評眼と人間への含蓄に富んだ眼差しから紡ぎ出された多彩なエッセー集。
(四六判、388頁)
価格
\3,800
4−423−90019−X
中国文学の底に流れるもの 林田 慎之助著
時代と厳しく切り結び独自の表現を獲得していく孤独な営み。中国の文学世界に滔々と流れる文学的生の在り方を描く好エセー。
(四六判、330頁)
価格
\3,000
4−423−90016−5
魯迅のなかの古典 林田 慎之助著
生涯、古典文学に多彩な関心を持ち続けた魯迅。彼の古典に対する思想的視座を初めて明らかにし、その源像に迫る画期的評論。
(四六判、304頁)
価格
\3,200
4−423−90017−3
杜詩とともに 黒川 洋一著
杜詩の味わい、杜甫と日本文学、世界文学の中の中国文学、そして杜甫との触れ合いを求めた旅の数々を多彩に綴る珠玉のエセー。
(四六判、380頁)
価格
\2,500
4−423−10070−3
論語私感 内田 智雄著
論語でなじみ深い語句の本来の意味を、孔子のことばそのものの中にたずね、その相互の関わり合いをも考慮して、古典の息吹を蘇らせる。
(四六判、278頁)
価格
\3,200
4−423−90021−1
中唐文学の視角 松本 肇著 川合 康三編
盛唐の文学規範を宋代文学へと転換させた中唐文学の可能性を、多角的な視点から解明する。
(A5判、480頁)
価格
\8,300
4−423−45005−4
欧陽脩 小林 義廣著
唐宋八大家の一人欧陽脩が、時代と切り結びながら自己の生きてある理由を宗族に見出していく六十数年に瓦る軌跡。
(A5判、444頁)
価格
\8,000
4−423−45004−6
宋代中国の国家と経済 宮澤 知之著
財政・市場・貨幣 国家の経済活動を重視する立場から、当時の貨幣流通の実態を実証的に分析し、市場と国家の関係を明らかにする。
(A5判、562頁)
価格
\12,000


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