シリーズ陽明学

4−89619−902−2
2 王陽明 (上)  岡田武彦著
王陽明の文録から、竜場の大悟、明鏡論、立志説、朱陸同異論、知行合一説、良知説、万物一体論等陽明の悟りとその学説の全貌が見渡せる十九条を訳出して陽明の苦悩と学問の全体を紹介する。
(四六判、212頁)
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\2,330
4−89619−903−0
3 王陽明 (下)  岡田武彦著
陽明の伝習録から選出した各条を大学説、事上歴錬、本体工夫論等二七篇に分類・訳出し、更にその内容を解説批評した余説等を付し、活社会に生きる人々の指針、陽明の中心思想を平易に紹介。
(四六判、238頁)
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\2,400
4−89619−909−X
9  王心斎  佐野公治著
王陽明と論戦の末、陽明に心服し精力的に講学活動を行った王心斎の全集から、論説・書翰・詩のほとんどと主要な語録を訳注し身分社会の束縛を越え、学問の平易を説いた彼の庶民的な思想を紹介。
(四六判、192頁)
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\2,330
4−89619−918−9
18 李二曲  荒木見悟著
家貧しくて孝子いずとはこの人のことかと思うような庶民的な思想家李二曲の実学の思想を、自らの主張を述べた「悔過自新説」や語録、問答、書簡等で紹介した“実際の用に適う”ための経世学。
(四六判、202頁)
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\2,233
4−89619−919−7
19 李穆堂  石田和夫著
朱子学・考証学全盛の清代にあって、ひとり心学を標榜し陸王を顕彰して異彩を放った李穆堂の実践躬行の哲学を彼の文集中より主要論文十八篇を平訳して紹介。彼の波瀾の生涯と複雑な時代も描く。
(四六判、204頁)
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\2,330
4−89619−920−0
20 中江藤樹  古川治著  (品切)
日本陽明学の始祖と慕われる近江聖人・中江藤樹の学問的著述を、年代を追って精選し、これを平易な現代語に訳し、くわしい余説をつけて藤樹思想の核心を紹介した藤樹研究に委しい著者の名作。
(四六判、230頁)
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\2,330
4−89619−921−1
21 淵岡山  古川治著
中江藤樹の思想は、その没後、心学的性格の強い日常生活に密着した学問として全国各地に広まった。
その普及に功あった弟子岡山の学問を、彼の示教録に則して解説し、各地の藤樹学派の活動も紹介。
(四六判、254頁)
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\2,500
4−89619−924−3
24 佐藤一斎  山崎道夫著
幕末維新の志士・思想家の多くを育てた佐藤一斎の名著「言志四録」から一三二条を選び、更に一斎の高い精神を伺うにたる「白鹿洞書院掲示問」を採りあげて訳出した現代人のための生きた座右銘。
(四六判、224頁)
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\2,400
4−89619−925−1
25 大塩中斎  竹内・角田著
真摯に良知を求め、陽明学を武家社会の中で体現することに死をも顧みなかった中斎の信念の生涯と、良知説・帰虚説等の思想内容を主著「洗心洞剳記」・檄文を平訳して紹介した絶好の中斎入門書。
(四六判、254頁)
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\2,427
4−89619−927−8
27 林良斎  松崎賜著
大塩中斎に師事したが、師の過激な性格とは逆にひたすら自己の学問の完成と心の修養を希求した良斎が、千舌の心友・池田草庵に宛てて胸中の思いを語った書簡を訳注して、その精一な思想を紹介。
(四六判、251頁)
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\2,500
4−89619−928−6
28 山田方谷  山田琢著 (品切)
儒学における人間探求のあり方や良知説への傾倒等を学問編で解説し、藩政編ではそれが一体どう活かされたのか、藩政改革の実際を紹介し、方谷の活躍の原動力となった学問の特質を明らかにする。
(四六判、163頁)
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\0
4−89619−930−8
30 池田草庵  望月高明著
幕末から明治のはじめにかけ、山陰の山中を離れず、専ら朱子学・陽明学の両学を修めた草庵の学問を「康斎の流亜」という観点から、文ばかりか、植本碩水等の学友に宛てた手紙を取り上げて解説。
(四六判、223頁)
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\2,500
4−89619−931−6
31 西郷隆盛  山口宗之著
維新の大功労者西郷が若き日に伊東潜竜に学び陽明学書に親しんだことは、彼の人生哲学に大きな影響を与えた。
詩文等の遺文の外に総説、伝記も加えて、陽明学的生き方を全うした彼の思想に迫る。
(四六判、180頁)
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\2,500
4−89619−932−4
32 吉田松陰  倉田信靖著
幕末、日本の大義を闡明にし、多くの志士を育てた経世家・松蔭の思想功業を伝える論説一二と漢詩二七を年代順に厳選し、松蔭自身が語りかけるように訳した、全篇に脈打つ松蔭の真情の発露。
(四六判、230頁)
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\2,500
4−89619−934−0
34 三島中洲  中田勝著  (品切)
佐藤一斎・山田方谷に学び、備中松山藩で活躍し、維新後法学者として名を上げた、二松学舎の創始者・中洲が、陽明学をどう把え発展させたかを多くの資料に語らせ、宮中での陽明学講義に及ぶ。
(四六判、190頁)
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4−89619−935−9
35 東沢瀉  野口善敬著
一斎・秋陽の流れを汲む沢瀉の著作から、彼の陽明学確信の成果「禅海翻瀾」の二書を現代訳・解説し、禅儒を超越した彼の自得体認の陽明学を究明。
(四六判、226頁)
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\2,330


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