東洋学叢書

4−423−19230−6
東洋思想研究 本田 済著
古代から清朝へ、さらには文芸・史学思想から日本儒学へと及ぶ広範な問題に独自な分析を加え、東洋思想の魅力を描く待望の書。
(A5判上製、830頁)
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\12,000
4−423−19239−X
東洋における自然の思想 鈴木 喜一著
近代的自然観ではなく、自ら運動する本体としての自然を中国哲学の基本概念として捉え、先秦諸思想に光を当てて新たな自然観を探求。
(A5判上製、260頁)
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\4,500
4−423−19226−8
古代中国の神々 御手洗 勝著
古代伝説の研究 従来の学説を的確に要約、独自の創見を打出して古代の神々の起源的性格を体系的・総合的に解明した画期的業績。
(A5判上製、816頁)
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\14,000
4−423−19225−X
経書の成立 平岡 武夫著
「王者の記録」から理念の書として経書が成立する姿を見事に解明し、中国精神史への基本的枠組みを設定した名著。
(A5判上製、352頁)
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\5,000
4−423−19222−5
中国哲学の探究 木村 英一著
儒教・道教・仏教の三者が織りなす中国思想の流れを著者三十年の研究により集大成したせいか。木村中国学の全貌を明らかにする。
(A5判上製、624頁)
価格
\8,500
4−423−19231−4
中国古代思想史における自然認識 内山 俊彦著
荀子から董仲舒に至る自然認識の変遷を分析することにより、古代専制国家の成立過程に於る社会・政治思想の展開を見事に解明する。
(A5判上製、440頁)
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\7,500
4−423−19252−7
中国古代の「謡」と「予言」 串田 久治著
謡を通して中国古代社会の予言がいかに大きな意味をもち、それが現実の政治と社会への鋭い批判であったかを明らかにした初の本格的業績。
(A5判上製、346頁)
価格
\6,500
4−423−19240−3
黄老道の成立と展開 浅野 祐一著
前漢の前記に主導的な政治思想であった黄老道は長く実態が不明だったが、新たな出土資料を駆使して初めてその軌跡を詳細に分析する。
(A5判上製、780頁)
価格
\12,000
4−423−19238−1
初期の道教 大淵 忍爾著
道教史の研究 其の一 二世紀末の太平道と五斗米道の運動を分析、民族宗教としての成立課程を見事に解明したライフワーク。
(A5判上製、650頁)
価格
\9,500
4−423−19243−8
道教とその経典 大淵 忍爾著
道教史の研究 其の二 仏教との接衝など歴史状況を踏まえた綿密な文献交渉を通して経典の成立事情を解明した、道教研究の必読文献。
(A5判上製、676頁)
価格
\12,000
4−423−19247−0
六朝道教思想の研究 神塚 淑子著
上清派道教と「太平経」の思想および祭祀・祈祷や道教像を通して道教信仰の具体相とそれを支える宗教意識を解明する。
(A5判上製、590頁)
価格
\9,800
4−423−19237−3
六朝道教史研究 小林 正美著
道教史上もっとも主要な時期である六朝期江南の天師堂と葛氏道という代表的道流の歴史的変遷を独自の方法により解明した画期的業績。
(A5判上製、580頁)
価格
\9,000
4−423−19242−X
六朝仏教思想の研究 小林 正美著
仏教思想が儒教や道教とどのように結びつきながら中国に受容されたか、三教交渉史の観点から明らかにした画期的業績。
(A5判上製、460頁)
価格
\7,000
4−423−19218−7
老子伝説の研究 楠山 春樹著
老子思想の宗教的展開を道徳経の注解と老子伝承との画面から考察し、中国文化の基層をなす道教思想の形式に光を当てた意欲作。
(A5判上製、500頁)
価格
\8,000
4−423−19250−0
唐代の思想と文化 西脇 常記著
自伝や遺言など個人の自己表白の精神風土を解明し、墓誌銘や僧伝などの新しい資料を駆使して、唐代の文化全体を描く。
(A5判上製、418頁)
価格
\7,500
4−423−19232−2
四書学史の研究 佐野 公治著
南宋から清に至る思想史を四書学の軽少とその批判克服を意図する新四書学の形成課程と捉え、新資料をも駆使して新生面を開いた力作。
(A5判上製、470頁)
価格
\8,500
4−423−19245−4
章学誠の知識論 山口 久和著
考証学批判を中心として 考証に抗して知の主観的契機の復権を唱えた章学誠の思想的意義を解明、中国近代思想史を見直す新たな視点を提供する。
(A5判上製、400頁)
価格
\8,000
4−423−19220−9
明末宗教思想研究 荒木 見悟著
管東溟の生涯とその思想 混乱する明末思想界を象徴する管東溟の諸家との激しい論争を分析して明代思想研究に光彩を放った問題作。
(A5判上製、500頁)
価格
\7,000
4−423−19215−2
中国語学研究 小川 環樹著
音韻史研究を基礎に言語史の諸問題を、音韻史考説、語形と語義の変化、文字学と字書の研究、紹介と批評の四部に集大成。
(A5判上製、380頁)
価格
\7,800
4−423−19221−7
中国語音韻史の研究 尾崎 雄二郎著
従来の帰納的な研究方法にたいして、仮設した枠組みにより資料の発見を予想するなど独自の演繹的方法を展開した問題作。
(A5判上製、390頁)
価格
\5,500
4−423−19233−0
敦煌資料による中国語史の研究 高田 時雄著
九・十世紀の河西方言 中国西北部の古代方言を本院・誤報の画面に瓦って復元、羅常培の定説を半世紀ぶりに一新した画期的業績。
(A5判上製、450頁)
価格
\8,500
4−423−19234−9
中国詩文論藪 清水 茂著
三十有余年にわたる散文と持論に関する研究の集大成。散文と人間との関わりを考察し、更に詩語の特殊性を語学的に解明する。
(A5判上製、480頁)
価格
\8,000
4−423−19209−8
楽府の歴史的研究 増田 清秀著
従来、楽府の本格的研究書は皆無であったが、本書は漢から唐に至る残存資料を駆使して楽府の史的体系化を試みた画期的業績である。
(A5判上製、600頁)
価格
\6,500
4−423−19249−7
阮籍・ケイ康の文学 大上 正実著
竹林の七賢を代表する阮籍・?康の文学的営為を同時代の文学空間に位置づけ、伝統的文学精神である「言志」の様相を解明する。
(A5判上製、490頁)
価格
\7,800
4−423−19248−9
六朝唐詩論考 高木 正一著
中国の古典詩は唐代の近代詩をもってピークに達した。六朝から唐代へと隆盛に向かう詩の発展過程を明らかにした記念碑的論考の集大成。
(A5判上製、580頁)
価格
\10,000
4−423−19216−0
杜甫の研究 黒川 洋一著
杜甫の多彩な文学と人生を、文学的考察、作品研究、杜甫と仏教、杜詩の発見、日本における杜詩など広範な角度から考察した力作。
(A5判上製、480頁)
価格
\6,500
4−423−19211−X
王維研究 入谷 仙介著
王維の文学と生涯を転換期の時代状況に即して叙述し、貴族的官僚世界の知識人である彼の不遇感と内部世界の関連を明らかにする。
(A5判上製、730頁)
価格
\10,000
4−423−19251−9
柳宗元研究 松本 肇著
著者は、柳宋元文学の本質を(敗北の美学)と捉え、作品全般にわたりその魅力を発掘する、本格的業績。
(A5判上製、460頁)
価格
\9,000
4−423−19246−2
讀詞叢考 中田 勇次郎著
楽曲の歌詞であった詞の本質である音楽性を韻律面から考察、書誌学や詞人論、日本での需要など半世紀に及ぶ記念碑的研究の集大成。
(A5判上製、768頁)
価格
\14,000
4−423−19212−8
宋詞研究 村上 哲見著
唐代に起り宋代に盛行した詞は、未開拓な研究分野であるが、本書は詞の様式的発展過程を解明し、その特色を総合的に論じた力作。
(A5判上製、530頁)
価格
\7,000
4−423−19229−2
中国古典劇の研究 岩城 秀夫著
古典劇の史的変遷を跡づけつつ、劇作家の思想・生涯、作劇上の理論や実践など中国演劇の多様な側面を文献と発掘資料を駆使して解明。
(A5判上製、400頁)
価格
\5,000
4−423−19205−5
中国戯曲演劇研究 岩城 秀夫著
明代の傑出した劇作家・湯顕祖の研究と宋・元・明各時代の演劇史上の基本問題を解明することにより、研究史上新分野を開拓した画期作。
(A5判上製、640頁)
価格
\10,000
4−423−19253−5
明清戯曲演劇史論序説 根ヶ山 徹著
萬暦年間の名品『牡丹亭還魂記』の執筆意図、創作理念、さらに読書人や一般庶民層における受容史など、総合的視点からその戯曲演劇史上の位置づけを試みた労作。
(A5判上製、480頁)
価格
\9,000
4−423−19241−1
『西遊記』形成史の研究 磯部 彰著
一千年に及ぶ『西遊記』の形成過程を、歴史的背景を踏まえつつ、学会未見の文献と図像など広範な資料により実証的に解明した画期作。
(A5判上製、572頁)

価格
\9,000
4−423−19244−6
睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会 工藤 元男著
第一級の史料を用いて、秦帝国の支配構造と統一過程にみられる法治主義の特質を明らかにする。
(A5判上製、408頁)
価格
\9,800
4−423−19235−7
漢代官吏登用制度の研究 福井 重雅著
後代の科挙制度にも連なる、前漢期に形成された人材登用システムを初めて総合的に考察し、その全貌を明らかにした画期的業績。
(A5判上製、550頁)
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\8,500
4−423−19214−4
中国古代中世史研究 宇都宮 清吉著
古代から唐代に及ぶ四十年余の研究業績を厳密な分析による個別研究と古代中世史の基本構図を展開した通史を軸に集成した基本文献。
(A5判上製、690頁)
価格
\11,000
4−423−19228−4
中国史上の民族移動期 田村 実造著
五胡北魏時代の政治と社会 一大転換期をなす五胡南北朝時代を民族移動期として捉え、初めて総合的に解明。四十年に及ぶ研究成果。
(A5判上製、360頁)
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\5,000
4−423−19208−X
唐代社会文化史研究 那波 利貞著
敦煌文書研究の開拓者、故那波博士の代表論文を収載、八世紀中葉の時代転換と、唐代庶民生活の諸相を解明した、唐代研究の基本文献。
(A5判上製、688頁)
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\10,000
4−423−19201−2
清代史の研究 阿部 健夫著
勝れた概説「清朝史の構造とその動因」を初め「八旗満州ニルの研究」など故安部博士の清朝史に関する貴重な論考の一大集成。
(A5判上製、730頁)
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\7,500
4−423−19254−3
朱熹門人集団形成の研究 市來 津由彦著
朱子学形成の原点とその一次受容者との関係を『朱子語類』のみならず文集の書簡資料にも注目し、究明する。
(A5判上製、572頁)
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\9,000


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